二次創作ガイドライン

第１条（本ガイドラインの適用対象となるコンテンツ）

本ガイドラインは、以下のコンテンツ（以下総称して「本コンテンツ」と表記します。）の二次創作活動に適用されます。
・当事務所の公式キャラクター及び静止画など、当事務所が独占的に権利を有するすべての著作物。
・当事務所に所属するVライバー（以下、所属Vライバーと表記します。）のキャラクター及び静止画など、所属Vライバーが独占的に権利を有するすべての著作物。
当事務所が独占的に著作権を有しない（またはこれを有しなくなった）コンテンツや当事務所が独占的に著作権を有しない作品を含むコンテンツを原作品とする二次創作活動（第三者の著作物を含む「ゲーム実況動画」や「歌ってみた動画」を基に作成されるいわゆる「切り抜き動画」の投稿など）をする場合は、二次創作作品の収益化投稿（収益を得られるような形式で二次創作作品を配信プラットフォームに投稿すること）の可否を含め、自らの責任で権利者から許諾をとる必要がございます。権利者の許可なく、当事務所が独占的に著作権を有しないコンテンツを原作品とする二次創作作品を収益化投稿することは、権利者との間でトラブルに発展する可能性がありますのでお控え下さい（なお、当事務所が独占的に著作権を有するコンテンツの二次創作作品の収益化投稿を許可することを意味するものではありません。本ガイドラインの規定内容にかかわらず、当事務所が必要と判断した場合には、本コンテンツの利用の中止を求めることがございますので、その点もご留意ください。）。
当事務所及び所属Vライバーや所属クリエイターが各動画配信プラットフォームやファンクラブなどに投稿したメンバー限定配信動画（ファンサーバーへの限定公開動画や、特定の権限を付与された視聴者のみが閲覧可能な動画、YouTubeの「チャンネルメンバーシップ」におけるメンバー限定動画など）や、各プラットフォームやファンクラブなどに投稿したメンバー限定コンテンツ（ファンサーバーに限定公開されている画像含む文章、投稿内容など）、当事務所の企画したイベント映像等のコンテンツにつきましては、本ガイドラインの適用対象外となります。万が一、上記コンテンツの無断転載（これらの動画又は映像の「切り抜き動画」の投稿、画像や文章の公開、内容の流用などを含む）を発見した場合には、法的措置を含めた厳正な対応を講じさせていただきます。
※ただし、当事務所及び所属Vライバーや所属クリエイターから、別途許諾があった場合はこの限りではありません。

第２条（二次創作の範囲）

本ガイドラインにおいて、「二次創作」とは、本コンテンツに依拠しつつ、独自に新たな創作性を加え、新たな著作物（以下「二次創作作品」と表記します。）を創作する活動（以下「二次創作活動」と表記します。）をいいます。
なお、本コンテンツをそのままコピーする行為（またはこれと同視できるような行為）や、創作性のない単なる改変は、二次創作活動には該当せず、これによって製作された物は、本ガイドラインの適用対象外となります。

【例：二次創作活動にあたらないもの】
・当事務所が独占的に権利を有するコンテンツを、そのままコピーしてグッズにペーストし、これを公開、配布、販売する行為
・当事務所が独占的に著作権を有するイラストに、誰にでも思いつくようなアレンジ（トリミングや色調の変更など）のみを加え、これを公開、配布、販売する行為
【例：二次創作活動にあたるものの例】
・当事務所が独占的に著作権を有するキャラクターのイラストに、独創的なアレンジを加え、これを公開する行為
・所属Vライバーが、クリエイター様やライバー様の企画において、所属Vライバー本人のイラスト等を依頼する場合
・当事務所が独占的に著作権を有するキャラクターのファンアート等を、当事務所以外がクリエイター様へ制作依頼を行う行為およびクリエイター様へ制作依頼を行ったファンアート等を所属Vライバー本人へ渡す行為
※制作依頼者とクリエイター様との間で何らかのトラブルが発生した場合でも、当事務所は一切の責任を負いかねます。

※切り抜き動画の収益化される際は、事前にご連絡をお願い致します。(問題があった場合のみ返信をする場合がございます。)

第3条（本ガイドライン適用対象となる方）

本ガイドラインは、世界中の「個人」または「法人格を持たない団体」の二次創作活動に適用されます。法人の方（個人名義であっても法人が制作費等を負担する場合を含む）は個別にお問い合わせください。（【https://www.milianera.com/contact】）
別途当事務所と契約を締結し、本コンテンツの著作権を当事務所に譲渡してくださった本コンテンツの著作者の方も、本ガイドラインの適用対象となります。

第4条（総則）

本コンテンツの二次創作作品を公開するためには、前もって本ガイドラインのすべてをお読みいただき、本ガイドラインに同意いただく必要がございます。
本ガイドラインに同意いただけない場合、本コンテンツの二次創作作品を公開することはできません。
本コンテンツの二次創作作品を公開した時点で、本ガイドラインの内容のすべてに同意をしていただいたものとみなします。
本ガイドラインの内容に沿う形であれば、本コンテンツの二次創作作品の公開についての当事務所への申請や連絡は不要です。最低限のマナーを守って、二次創作活動をお楽しみください。
本ガイドラインのほかに、二次創作活動に関する個別の意向等が示されている場合があります。二次創作活動の前に、そちらもご参照いただき、本コンテンツを尊重した二次創作作品を制作、公開していただけますと幸いです。

第5条（利用条件）

本コンテンツの二次創作活動を行う際は、本コンテンツはもちろん、ファンコミュニティや他のクリエイターの活動に敬意を払い、他者の権利を尊重して二次創作活動を行ってください。
当事務所公式と詐称、または当事務所公式作品であるとの誤解・誤認を招くような表現は、禁止させていただきます。
他の事業の宣伝や広告を行う目的で、二次創作作品を利用することはできません。
所属Vライバーの心情にご配慮頂き、所属Vライバーが不快と感じる創作活動はご遠慮下さい。
俗に称される同人活動や趣味の範囲での利用をお願い致します。
適用される法令、規約、各プラットフォームの規約、その他規定を遵守して下さい。
次のような表現を伴う二次創作作品は、公開することはできません。
1. 本ガイドラインや個別に当事務所が定める規約、本コンテンツの趣旨及び目的に反するもの
2. 当事務所または本コンテンツのイメージを著しく損なうまたは名誉・品位等を傷つけるもの
3. 第三者の名誉・品位等を傷つけるもの、第三者の権利を侵害するもの
4. 公序良俗に反するもの、反社会的な表現を含むもの
5. 特定の思想・信条または宗教的、政治的メッセージを内容とする表現を含むもの
6. 第三者の権利を侵害するもの
7. その他、当事務所が不適切と判断するもの
第7条で定める範囲を超える収益化を目的とする本コンテンツの利用（販売行為及びその準備行為を含む）を、当事務所の事前の承認なく行うことは、お控えください。

第6条（当事務所による二次創作作品の利用）

本コンテンツの二次創作作品を公開した時点で、当事務所及び当事務所が指定した第三者が、以下に定める方法により、当該二次創作作品を利用することを、無償かつ場所・地域・期間の制限なく許諾していただいたものとみなします。
1. 事前の確認をすることなく、ライブ配信やSNS等において二次創作作品を公開、配信、紹介、その他の方法で利用すること（なお、作品の同一性を損なわない程度にトリミング等を施すことがございます。）
2. 事前にご相談をさせていただいたうえで、公式流通やグッズ化を行うこと
Twitterにおけるツイート用タグ「＃」（以下総称して「タグ」と表記します。）をご使用いただくことにより、当事務所や所属Vライバーと二次創作活動をお楽しみいただくことができます。ぜひご活用ください。ただし、二次創作作品の公開の際にタグが使用されていない場合でも、前項に定める許諾の効力には影響を及ぼしません。その点もご留意ください。

第7条（販売について）

コミックマーケットやインターネットを利用した同人誌や二次創作グッズの販売等のうち、同人活動や趣味の範囲内の活動であれば、本コンテンツの二次創作作品を販売することはできます。しかし、その販売行為を、ファン活動（同人活動や趣味の範囲）を超えた事業活動として行ってはならないものとします。また、第2条で記載いたしましたとおり、本コンテンツをそのままコピーする行為（またはこれと同視できるような行為）や、創作性のない改変によって製造された物は、二次創作作品とはいえないため、これを販売する行為は一切禁止します。
その販売行為が、前項の事業活動に該当するかどうかは、当事務所が作品の生産数量、販売価格、作品の性質等の諸要素を総合的に判断して決定いたします。当事務所は、その販売行為が事業活動に該当すると判断した場合には、その販売行為を差し止めさせていただく場合がございます。事業活動に該当するか当事務所で判断して頂きたいという方は、個別にお問い合わせください。
イラストレーターの方が、別途当事務所と契約をして、当事務所のために描き下ろしてくださったイラストなどを画集等として販売する場合は、当事務所にて監修をさせていただきます。個別にご連絡をいただくようお願いいたします。
当事務所のキャラクター及びこれに関連するイラストを原作品とするフィギュア、ガレージキットなどの立体物については、当事務所が各イベント主催者に対して、当日版権を許諾するイベントにおいてのみ販売いただけます。当日版権の申請の詳細については、各イベント主催者に各自お問い合わせください。

第8条（その他の注意事項）

二次創作活動は、あくまでも自己責任でお楽しみいただきますようお願い申し上げます。みなさまと第三者との間で、二次創作活動をめぐる何らかのトラブルが発生した場合でも、当事務所は一切の責任を負いかねます。
本ガイドラインの規定内容にかかわらず、当事務所が必要と判断した場合には、利用者に対し、個別に本コンテンツの利用中止を求めることがあります。また、当事務所以外の権利者からの申出に基づき、その権利者に代わって本コンテンツの利用中止を求めることもございますのでご留意ください。なお、これにより発生した損害について、当事務所は一切の責任を負いませんので、あらかじめご了承ください。
本ガイドラインの内容は、みなさまへの予告なく変更することがございます。二次創作活動を行うにあたっては、常に最新の内容をご確認ください。また、当事務所は、本ガイドラインの改定によって生じるいかなる損害についても、一切の責任を負いませんので、あらかじめご了承ください。

第9条（お問い合わせ）

本ポリシーに関するお問い合わせは、お問い合わせフォームよりお願いいたします。

第10条（準拠法）

本ガイドラインは、日本法に準拠し、日本法によって解釈されるものとします。

第11条（合意管轄）

本ガイドラインに関する一切の紛争は、福岡地方裁判所を第1審の専属的合意管轄裁判所とします。

第12条（協議解決）
当事務所及び利用者は、本ガイドラインに定めのない事項又は本規約の解釈に疑義が生じた場合には、互いに信義誠実の原則に従って協議の上速やかに解決を図るものとします

以上

2023年3月1日制定

2023年5月7日改定